Let's go to Italy!

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サン・ピエトロ広場は、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の広場です。教皇アレクサンドル7世の命によりジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計で1656〜67年に11年の歳月をかけて建設されました。


幅240メートルもある巨大な楕円形の広場は、4列に並んだ284本のドーリア式円柱に囲まれ、柱の上の140体の聖人像が見守るように立ち並んでいます。すべての訪れた人たち(カトリック教徒だけでなく異教徒も)を包み込むような列柱廊には、「すべての教会の母であるサン・ピエトロは、母のように両腕を広げて受け入れる」というベルニーニの思いが込められています。


オベリスクと噴水の間の石畳には「centro del colonnat(円柱の中心)」というものが埋め込まれていて、このポイントの上に立ち柱廊を眺めると4列の柱がなんと1列に重なって見えるんです。これはベルニーニの演出で、「閉じられている(守られている)場所であり、同時に開かれている場所である」という不思議な空間になっています。



サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山です。サン・ピエトロは「聖ペトロ」の意味で、キリスト教の使徒ペトロのイタリア語読みに由来します。


写真の一番手前で大きな鍵を持っているのがその聖ペトロです。聖ペトロは、イエス・キリストの最初の弟子となった人物で、カトリック教会では初代ローマ教皇とみなされています。これは「天の国の鍵」をイエスから受け取ったペトロが権威を与えられ、それをローマ司教としてのローマ教皇が継承したとみなすからです。写真で彼が手にしているのがその鍵です。彼はこの大聖堂の主祭壇の真下に眠っています。


初代サン・ピエトロ大聖堂は、4世紀に聖ペトロの墓地に建設されました。その後、改築、改修を重ねて、1626年に現在の姿が完成しました。初期キリスト教時代から多くの教皇がこの大聖堂に眠っています。